喜び&戸惑い

 今月よりお稽古がはじまった。まだ始まらないところもある。それぞれの事情があるので、それはコロナウィルスの成り行きを見てからとなるだろう。

 本日は体験希望者もあり、何より嬉しいことである。再び花に向かうその時間を皆、実に楽しんでいる。何十年稽古している方も、初心者の方も、同じである。そこが花の力であり、いけばなの魅力なのであろう。

 今までと違うところは、マスクを付けること、消毒と換気。これがいつまで続くのだろうと思うとやりきれない思いはあるが、花をいけることができるだけ幸せというところだろう。 

昨日の掛け花に連なるように下にも鉄の花留めにガラスを配し、活けた。久し振りの再会を祝した作品である。