初稽古は水仙と決めて何年も経つ。
水仙:ヒガンバナ科
Narcissus
花言葉はギリシャ神話の美少年ナルキッソスから「自己愛」が一般的だが、「希望」というのもあるようだ。こういう時は気に入った方を選べばよいのだ。
それと有毒植物であることも有名である。
しかし花の香りは良いし、日本水仙の特に白は清楚で上品である。葉の少し捻じれた姿も美しい。
いけばなでは、最初、水仙の根元の白い袴の部分をはずして、また組み替えて足元を美しく見せることを学ぶ。
今回は黒釉を掛けた自作陶器花器に水仙一種をいけた。スーパームーンが近づいているという。少しでも宇宙を感じていただければ嬉しい!