擬宝珠の絨毯

 『ぎぼうし』がいつの間にか放射状に広がり綺麗な絨毯のようになった。雲の絨毯ならぬ葉っぱの絨毯!気持ちよさそうである。

葉物はいけばなの良い勉強になる。葉と茎とそれぞれの部分に関して重ねる、折る、裂くなども楽しい。葉の裏なども良い表情を出す。

漢字も良い。擬宝珠、ギボシともギボウシュともいう。花のつぼみが神社や寺の高欄の飾りの形に似ているからこの名があるらしい。何か有難いような、お目出度いような・・・。以前よりぐっとこの植物との距離が縮まったような気がする。相手を知ることが大切だということか。